Trivia of cake ケーキのトリビア

アントルメ entremets (フランス語)

アントルメ entremets (フランス語)

アントルメには大きく分けて2つの意味があります。






1. デザート

1つ目の意味は「食後のデザートとして供される甘い菓子」です。

アントルメという単語の成り立ちは”entre”(~の間に)+”mets”(料理、皿)であり、元来、「メインディッシュとデザートの間に出され る料理」や「宴会の(料理と料理の間の)余興」を指す言葉でした。これが転じて、食後に出される甘いデザート全般を指すようになりました。

デザートとしてのアントルメは、アントルメ・ド・キュイジーヌ(entremets de cuisine)とアントルメ・ド・パティスリー(entremets de patisserie)の2つに分類されます。

アントルメ・ド・キュイジーヌは(本来の意味は)「料理人が作る菓子」であり、ムース、スフレ、ババロア等、作り置きのできないもの、作ってすぐ食べられるものがこれにあたります。

他方、アントルメ・ド・パティスリーは、「菓子職人(パティシエ)が作る菓子」であり、スポンジケーキやパイなど、小麦粉を練った生地を使用する菓子、作り置きのきく菓子が主たるものです。


2. ホールケーキ

2つ目の意味、洋菓子業界用語としてのアントルメは、ホールケーキや、切り分ける前の大型の生菓子を指します。この意味のアントルメと対比して、カットしたピースケーキのことをプティ・ガトーと呼ぶことがあります。

アントルメという言葉は、上記のように複数の意味を持ち、使う人によって認識が違ったりします。ニュアンスを取り違えないよう注意しましょう。

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