ジェノワーズは、小麦粉、卵、砂糖、バターを材料とし、「共立て法」で作るスポンジケーキのことです。ショートケーキなどの土台として、広く利用されています。
ジェノワーズという単語そのものは「ジェノバ風の」という意味を持ちます。他方、別立て法で作られたスポンジケーキは「ヴィエノワーズ」と呼ばれます。こちらは「ウィーン風の」という意味です。
共立て法とは、卵の黄身と白身を分けずに一緒に泡立てる方法です。卵黄が入っていることで卵白の泡立ちをおさえられるため、ふわふわで目が細かく、柔らかいスポンジができあがります。別立ての場合と比べると泡立ちづらいのが難点です。家庭で作る場合には30~40度程度のお湯で湯煎したり、電動のミキサーを使用したりすると楽になります。
日本ではスポンジケーキといえば共立て法といえるくらい、ジェノワーズが圧倒的多数派です。
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