Trivia of cake ケーキのトリビア

パウンドケーキ

パウンドケーキ

イギリスで生まれたバターケーキで、小麦粉・バター・卵・砂糖を混ぜ合わせて焼いたケーキの一種です。生地の中にナッツやドライフルーツ、ブランデー、レモンなどを加えて、さまざまなバリエーションを作り出すことができます。また、卵の白身と黄身を分けて、白身を泡立ててから加えるとふわっとした食感が楽しめます。


パウンドケーキの「パウンド」とは、質量を表す単位の「ポンド(1ポンド=453.59g)」のことです。小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることからこの名前がついたといわれています。パウンドケーキはフランス語で「カトル・カール(Quatre-Quarts)」といい、「4分の4」という意味を持ちます。イギリスと同じく、小麦粉、バター、砂糖、卵の4つの材料を同量ずつ使うことに由来した名前です。

スポンジケーキと似ていますが、バターの量が多く、卵を泡立てないため重い仕上がりになります。日持ちがいいのも特徴です。


■作り方

約18cmのパウンドケーキ型1本分


【材料

薄力粉 100g

砂糖 100g

無塩バター 100g

卵 2個

ブランデー 大さじ1

ジャム、生クリーム お好みで


【ケーキ生地の作り方】

まず、砂糖を入れながら卵を泡立て機で混ぜてください。そこに薄力粉を入れ、ゴムべらなどで混ぜます。ブランデー、溶かしバターを入れてさらに混ぜ合わせます。

パウンドケーキ型に入れ、型を何回か落として気泡を抜きます。

170℃のオーブンで40分焼きます。10分~15分くらいたったところで、真ん中に切れ目を入れてあげると出来上がりがきれいです。

竹串を刺して中身がついてこなくなったら完成です。


【仕上げの仕方】

型から抜いて適量にカットします。何もつけなくても美味しいですが、お好みでジャムや生クリームを添えるとさらに美味しくいただけます。

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